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一般缶のエコロジー

(2)地球温暖化とは

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物が燃えるとCO2(二酸化炭素)が発生します。
CO2や、メタンガス、フロンガスが増え続けると地球の熱が宇宙に逃げなくなり
地球はどんどん暑くなっていきます。

これが地球温暖化です。

地球温暖化になったら
「クーラーのスイッチを強くすればいいや」
と考えている人も少なくありません。
また、20年や30年後に来ると思っている人のほうが多いようですが、
そうではありません。

近年、海流の変化により魚が取れにくくなったり
大きな台風が来たりメキシコで雪が降ったりしています。

もう地球の温暖化は始まっているのです。また、さらに加速化してくるのです。
そしてこれが止まらないと異常気象が起き、植物の生態系が変化し、
動物も人間も生きていけない地球になってしまいます。

温暖化


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・物を燃やすことによるCO2の発生
・森林の伐採
(木材の輸入を制限して紙のリサイクルを推進させなければいけません。
日本の紙の原料は70%が外国から輸入されています。典拠:日本製紙連合会)
・サンゴ礁の減少
(サンゴは植物と同様にCO2を吸収し酸素を吐き出します)
・メタンガスの放出
(CO2の20倍の温室効果ガスです)
・フロンガスの放出
(CO2の10,000倍の力で地球を温暖化します。
発展途上国では今でも使われています)
・ケイ藻などの植物性プランクトンの減少
(海水温が1℃上がるごとに減少してしまいます。地球のCO2の吸収は半分が海で行なわれています)

日本では、毎年一般廃棄物5161万トンの内4130万トンのゴミが燃やされています。

2005年2月16日に京都議定書が発効されました。
これで温室効果ガスの削減目標が国際公約となり、法的拘束力が生じたことになります。

日本に課せられた2008~13年の温室効果ガスの削減目標は、1990年度比で6%でしたが、2003年度までに8%も増えてしまい、実際には合計で14%も削減しなければなりません。
30年前のオイルショックの時のように、石油を節約し電気も節約しなければなりません。
そして、さらにゴミを燃やさずリサイクルしなければなりません。
もう、燃やして捨てる時代ではないのです。

日本人一人ひとりが頭を切替えて、
オイルショックの時代のようにガソリンを節約し、
夜のテレビ放送を止め、夜のネオンを消し、
さらにコンビニやストアーの深夜営業を
止めなければならないかも知れません。